リーアム・ニーソン13年ぶり来日!「伝説の少女」聞いてワークアウト!
アクションスターとしても活躍する名優リーアム・ニーソンが18日、新作サスペンス『トレイン・ミッション』(3月30日公開)を引っ提げ『バットマン ビギンズ』以来13年ぶりに来日し、ジャパンプレミアに出席した。花束贈呈ゲストに観月ありさが登場すると、美脚がのぞくドレス姿に、リーアムは「恋に落ちてしまいました」とうっとり。その上「今朝、『伝説の少女』を何回か聞いたんです。とても美しい曲でした」と観月が1991年、14歳の時にリリースした楽曲をワークアウト中に聞いていたことを打ち明け、観月を驚かせていた。
『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』に次ぎ、ジャウマ・コレット=セラ監督と4度目のタッグを組んだ本作は、通勤電車を舞台に、始発から終点までリアルタイムで進行されるノンストップサスペンス。元刑事で保険会社をリストラされたマイケル(リーアム)が陰謀に巻き込まれ、「成功報酬10万ドル」「失敗の代償の家族の命」をかけて困難なミッションに挑む。
来日を待ちわびていた観客の盛大な拍手と大歓声に投げキッスで応え、笑顔で登壇したリーアムは「東京に戻ってこられたことを光栄に思っています」と喜ぶと共に、「皆さんが映画を愛してくださっていることに感謝を申し上げたい。ありがとう」と謝辞を述べた。さらに「日本人は礼儀正しくて心が広い方々ばかり。そういうところは西側諸国も学ぶべきだと改めて思いました」と日本の感想を語った。
また、「互いに100%の信頼を置いている」というセラ監督と作り上げた本作を「『フライト・ゲーム』の心の続編」と位置付けていることを紹介。そして「実は、ニューヨークが舞台だけど、イギリス・ロンドンのスタジオの中で撮影しているんだよ。しかも、劇中の電車は7車両の設定だけど、撮影で使っていたのはいつも1.5車両分だったんだ」と明かし、「シュールだよね」と撮影現場を振り返っていた。
65歳という年齢もあり、昨年9月にはアクション引退宣言をするも、少し後には「まだ2年はやれる」とやる気を見せていたリーアム。その去就に注目されていたが、リーアムは「膝が大丈夫なうちは」とお茶目にアクション続行宣言をして、ファンを安心させていた。(取材:錦怜那)