ウェス・アンダーソン日本舞台『犬ヶ島』公開日決定!日本オリジナル予告編も披露
映画『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督の最新作『犬ヶ島』の日本公開日が5月25日に決定。併せて、日本オリジナル版予告映像が公開された。
先日開催された第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(督賞)受賞し、世界中から注目を浴びた本作は、全編にわたって日本を舞台とし、“犬インフルエンザ”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーションアニメーションで描く。声優陣はビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンドらアンダーソン監督作品常連組に加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、ランキン・こうゆう、ヨーコ・オノら多彩な才能を持ったキャストが集結。さらには日本人ボイスキャストとしてRADWIMPS・野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリも参加している。
公開された予告映像で映し出されるのは、アンダーソン監督の独特の視点によって描き出された近未来の日本。捕われた愛犬スポッツを探すため、日本列島にあるメガ崎市からはるばる犬ヶ島へとやってきた少年アタリは、そこで出会った5匹の犬たちともに壮大な旅へと足を踏み出すことに。言葉が通じないながらも、スポッツを探して少しずつ絆を深めていく一人と5匹。その冒険はメガ崎市の住人を巻き込み大騒動へと展開していく。日本語のセリフを聞くことができるほか、相撲や浮世絵といった伝統的な日本文化も登場し、日本をこよなく愛するアンダーソン監督のこだわりが随所に見られる映像に仕上がっている。(編集部・石神恵美子)
映画『犬ヶ島』は5月25日より全国公開