ユースケ・サンタマリア、沢尻エリカの相手役に 小泉今日子主演『食べる女』男性キャスト発表
主演の小泉今日子をはじめ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香ら人気女優陣が集結した映画『食べる女』(9月末公開予定)の男性キャストが決定。沢尻の相手役を務めるユースケ・サンタマリアのほか、池内博之、勝地涼、小池徹平ら10人の出演が発表された。
「食」と「性」をテーマに、料理をこよなく愛す雑文筆家・敦子(小泉)の家に夜な夜な集まる女たちが、恋や仕事に悩みながら本来の自分を取り戻そうとする本作。『それから』『失楽園』『阿修羅のごとく』など故・森田芳光監督作品の脚色や脚本を多く手掛けた筒井ともみが原作・脚本を、テレビドラマ「男女7人夏物語」「不機嫌な果実」「愛していると言ってくれ」などのヒットドラマを生んできた生野慈朗が演出を手掛ける。
彼女たちと料理でつながり、人生を豊かにする可能性を秘めた“おいしい男たち”は、ちょっと頼りないサラリーマンのタナベ(ユースケ)、妻との関係に見切りをつけようとする修治(池内)、恋に悩む小学校教師・白石(勝地)、繊維メーカー勤務の好青年・友太(小池)といった面々。先の4名のほか笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人が出演する。
とりわけ注目したいのが、沢尻演じる通称ドドことアラサー編集者・圭子とタナベの関係。自分のマンションを買い、男に頼らずバリバリ働くキャリアウーマンの圭子が、教習所の食堂でタナベと、ひょんなことから顔見知りに。一見パッとしないが意外な色香を秘めたタナベと接近していく。
ユースケは、抜群の料理の腕前を持つタナベを演じるためにクランクイン前から料理学校に通って腕を磨くなど精力的にアプローチ。そうして取り組んだ撮影では、太刀魚のムニエルといったフレンチから鯒のお造りといった日本料理まで幅広く挑戦しており、劇中でもその腕前を垣間見ることができる。(編集部・石井百合子)