A.B.C-Z塚田、平野紫耀にライバル心?初主演同士で
A.B.C-Zの塚田僚一が26日、都内で行われた初主演映画『ラスト・ホールド!』の完成披露試写会に出席。座長として本作に「(100点満点中)200点!」と自信を見せたが「ただ平野(紫耀)と映画の公開が近いんですよね。向こうも初主演」とKing & Princeの平野紫耀主演の映画『honey』の公開日が近いことを不安点に挙げ、ライバル心むき出し。「自分も観にいくから絶対観に来てねって約束しあいました」と平野とのやり取りを明かして笑顔を見せた。
2020年の東京オリンピックの追加競技に決定した「ボルダリング」(スポーツクライミング)を題材に、超弱小ボルダリング部の落ちこぼれ大学生たちが日本一を目指す姿を描く本作。この日は共演者である Snow Man(ジャニーズJr.)の岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平、メガホンをとった真壁幸紀監督も登壇した。
塚田は本作が映画初主演だったが、他のジャニーズの仲間たちにその不安を相談したりすることもなかったといい、「今、思うと不安とかがなかったのかなって」と充実の表情。「ボルダリングの練習期間っていうのもちゃんとあって、監督を中心にお芝居の稽古も3日間もできたんです。徐々に自分の中で芝居のスイッチを入れることができました」としみじみ。
撮影について、「もうすごく雰囲気がいい現場で。芝居に短期間で没頭できる場を作ってくれた現場のスタッフさんに感謝しています」とにっこり。ボルダリングの練習期間は3か月だったというが、「(オリンピックで)日本代表を狙う気持ちはありますか?」と問われると、「いけます」と答えるなど、自信たっぷり。舞台あいさつでも終始ご機嫌で、「東京では桜が満開ですけど、塚ちゃん桜も満開です!」と雄たけびを上げて会場をわかせた。
また、阿部は上智大学大学院理工学研究科に通う大学院生アイドルでもあったが、この日卒業が決まったことを報告。「明日卒業です。明日から院卒アイドルです」と嬉しそうにコメントしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ラスト・ホールド!』は5月12日より全国公開