在任中に薬物乱用疑惑…トロントのお騒がせ元市長役に「HOMELAND」俳優
テレビシリーズ「HOMELAND」「ビリオンズ」などの俳優ダミアン・ルイスが、新作『ラン・ディス・タウン(原題) / Run This Town』でカナダ・トロントのお騒がせ元市長ロブ・フォードを演じることが決定したと The Hollywood Reporter などが報じた。
【写真】部下役のミーナ・マスード 実写版『アラジン』ではアラジン役
フォード元市長は2010~2014年までトロントの第64代市長として在位していたものの、2013年に薬物乱用疑惑が持ち上がり国際的に報道された。結局クラック・コカインの使用を認め、トロント市議会はフォードから市長の権限を一部取り上げ、残りの在位期間は当時の副市長ノーム・ケリーに市長の権限が委ねられた。
本作は既に撮影に入っており、フォードの市長として最後の年となった時期を描くようだ。フォードを演じるダミアンの他に、映画『幸せをつかむ歌』のベン・プラットがフォード元市長を追ったリポーター役、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のニーナ・ドブレフと実写版『アラジン(原題) / Aladdin』に出演するミーナ・マスードがフォードの部下を演じることになっている。
フォード元市長は、2016年にがんのため46歳の若さで亡くなっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)