中村悠一、石川界人のラブコールをスルー!イェーガー乗るなら「古谷徹さん!」
人気声優の中村悠一、早見沙織、森なな子、石川界人が13日、TOHOシネマズ日比谷で行なわれた映画『パシフィック・リム:アップライジング』初日舞台挨拶に登壇。巨大ロボット・イェーガーを、二人以上の人間が『ドリフト』という神経接続を行い操縦する本作。「ドリフトするなら誰と?」という質問を投げかけられた中村は、石川からのラブコールを瞬殺し「古谷徹さん」と答える一幕があった。
【フォトギャラリー】『パシフィック・リム:アップライジング』初日舞台挨拶
本作は、2013年に公開されたSFアクション『パシフィック・リム』の続編であり、前作から10年後、再び姿を現したKAIJUがに人類が戦いを挑む姿を描く。本作で中村は主人公ジェイク・ペントコスト役、早見はアマーラ・ナマニ役、森はヴィク役、石川はイリヤ役の日本語吹き替えをそれぞれ務めている。
「もし誰かとドリフトするなら」という質問に対して石川は、中村をチラチラ見るなどラブコールを送る。中村はそんな石川の視線をスルーし「僕は(ニュート・ガイズラー博士役の)古谷徹さんがいいです。僕ら世代のヒーローなので」と発言。さらに中村は、寂しそうな顔を見せる石川に対して「ごめんね」と気を使う一面をみせたが「俺だって(古谷が声を務める『機動戦士ガンダム』の主人公)アムロとドリフトしたいよ!『行きま~す』って言いたいよ」と叫び、客席を笑わせていた。
会場を大いに盛り上げていた中村だったが、吹き替えの話題になると「原音を聞いたとき、ジェイク役の(ジョン・)ボイエガさんがかなり低い声だったので、そちらに寄せようとするのは無理だと思ったんです」とアフレコに臨む前の素直な感想を述べつつも「前作でも古谷さんをはじめ、ほかの声優さんたちも原音をリスペクトしつつ、日本語吹き替えのときにいろいろな表現を盛っていたので、自分も自由にやらせていただきつつ、役柄のニュアンスはしっかり寄せることに注力しました」と役づくりへのアプローチ方法を語っていた。
またこの日は、日本屈指のアニメーター・大張正己さんの書き下ろしたコラボポスターがお披露目された。「パシリムラブという気持ちで描きました」というコメントが紹介されると、中村は「大張ポーズが炸裂しています。バリってますね」と大興奮していた。(磯部正和)