ギャラクシー賞「アンナチュラル」続編を望む声、再び続々!
石原さとみ主演で今年1月から3月に放送されたTBS系連続ドラマ「アンナチュラル」が、「ギャラクシー賞3月度月間賞」を受賞し、続編を望むファンの声が再び高まっている。
1963年に創設されたギャラクシー賞は、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を放送批評懇談会が表彰する賞。法医学で事件の謎を解き明かした「アンナチュラル」は3月度の月間賞を受賞した。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・野木亜紀子によるオリジナル脚本で、死因究明のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に石原演じる法医解剖医のほか、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊らがふんした個性的なUDIラボメンバーも人気を呼んだ。
「脚本、演出、演技ともに素晴らしく、間違いなく人々の記憶に残るドラマとなった。不自然な死と向き合うことを通して、痛みを抱えながら生きることへの希望が描かれ、心に深く響いた。ドラマの面白さを知り尽くした脚本家と演出家が生み出した傑作」と選評され、新井順子プロデューサーは「野木さんが書かれた緻密な脚本という設計図を元に、『アンナチュラル』の世界をこのスタッフ・キャストで生み出せたことに、心から感謝しています。『死に向き合うことによって現実の世界を変えていく』をテーマに紡いだ10話の物語。それが見て頂いた方の心に届き、何かを感じてもらえたなら本当にうれしく思います。素敵な賞をいただき、ありがとうございました!」と喜びを語っている。
今回の受賞は「アンナチュラル」の公式Twitterでも報告されており、「おめでとうございます」というファンからの祝福のほか、「続編お待ちしております」「未だにアンナチュラルロス中」「早く続編が見たい」「続編か映画化に期待」と、ドラマ放送後に巻き起こった“アンナチュラルロス”や続編を希望する声が、改めて多数寄せられている。(編集部・小松芙未)