「死霊のはらわた」テレビ版、シーズン3で終了

　サム・ライミ監督が生んだ伝説的スプラッターホラーのテレビシリーズ「死霊のはらわた　リターンズ」が、第3シーズンでキャンセルされたとDeadlineなどが報じた。

【写真】「死霊のはらわた　リターンズ」アナログ感が伝わるメイキング

　同ドラマは主人公アッシュ（ブルース・キャンベル）が忌まわしい惨劇から30年後、自分のヘマで復活してしまった死霊たちと再び壮絶なバトルを繰り広げるストーリー。

　キャンセルのニュースに対しブルースは、このドラマと役は人生最高のものだったとツイートし、サム・ライミとStarz局、そして自分のキャリアのスタートとなった作品をリブートする機会を与えてくれたファンに感謝を述べている。

　また、ほぼキャンセル確実と言われているのがリーアム・ニーソン主演の映画『96時間』の前日譚（たん）ドラマ「96時間 ザ・シリーズ」。第2シーズン途中から放送枠が変更され、The Hollywood Reporter などはキャンセルされたも同然の動きだと報じている。

　ほかには、「THE KILLING」シリーズのクリエイターが手掛けるNetflixドラマ「運命の7秒」も第1シーズンで終了が決定。警官によるひき逃げで息子を亡くした母親をエミー賞女優レジーナ・キングが熱演した本作は、ストーリー的には1シーズンで完結している。当初はニュージャージー州のジャージーシティを舞台に、シーズンごとに違う物語を描く予定だったが、「重い」との批評が多かったからか、打ち切りを発表している。（澤田理沙）