『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』エピ4オマージュの未公開シーン!
ビデオソフト版がリリースされた映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から、ファン垂涎の感動的な未公開シーンが特別公開された。
本編ではカット『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』未公開シーン
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く、『スター・ウォーズ』新3部作の第2弾として、銀河の支配を目論む邪悪な組織ファースト・オーダーと、レイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)率いる同盟軍レジスタンスの壮絶な戦いを描いた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。中でも注目されたのは、旧三部作のヒーロー、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の本格的な復活だ。
レイアから行方知れずのルークを探すよう託されたレイ(デイジー・リドリー)は、辺境の惑星オクトーで隠遁生活を送る彼を発見。最後のジェダイ騎士であるルークに、ファースト・オーダーとの戦いに力を貸してくれるよう説得に当たる。その頃、前作『フォースの覚醒』で負傷したまま昏睡状態に陥っていたフィン(ジョン・ボイエガ)が意識を取り戻し、敵の攻撃で窮地に陥ったレジスタンスのため、自分は何ができるだろうかと思い悩む。
今回公開された未公開シーンは、そんなフィンがある決断を下す場面。考え込むフィンのそばに、BB-8が近づいてホログラム映像を見せる。それは、ルークを探しに行く前のレイが、昏睡状態のフィンに別れを告げる姿だ。これを見たフィンは、レイを探し出して助けることを決意。その過程で整備士ローズ(ケリー・マリー・トラン)と知り合い、レジスタンス軍の中で自らが果たすべき役割を見出していく。
『スター・ウォーズ』ファンであれば、これが『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』へのオマージュであることがわかるはず。そう、惑星タトゥイーンで暮らす若きルークに、R2-D2がレイアのホログラム映像を見せるシーンだ。また、本作におけるルークとR2-D2の再会シーンにもつながる。なので、この映像を観て万感胸に迫るファンもきっと多いことだろう。だが、そんな重要な意味を持つシーンをなぜ劇場公開版から削除したのか?
ライアン・ジョンソン監督によると、ストーリーの展開を早くするためにカットしたとのこと。フィンがレイを救いたいと考えていることは、あえて説明せずとも観客には理解できると思い、全体の流れを考えてやむなくカットしたのだそうだ。今回のソフト版では、これ以外にも未公開シーンやメイキングドキュメンタリーなど、合計で2時間40分にも及ぶ膨大なボーナスコンテンツを収録。劇場で観たファンも数々の新たな発見があるだろう。(文:なかざわひでゆき)
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』MovieNEX(4,200円+税)、4K UHD MovieNEX (8,000円+税)、4K UHD MovieNEX プレミアムBOX(数量限定・1万5,000円+税)は発売中 デジタル同時配信中