アガる即興ラップシーン!音楽映画『パティ・ケイク$』本編映像
ラッパーとして成功を夢見る女性を描いた音楽映画『パティ・ケイク$』から、最高にアガる即興のラップシーンが公開された。演じたオーストラリア人女優のダニエル・マクドナルドは役づくりのために2年間準備。アメリカ東海岸に移り住んでニュージャージーのなまりと立ち振る舞いを極めたほか、ブルックリンを代表するリリシスト&ラッパーのスカイズーから指導を受けただけあって、彼女のラップはまさしく本物といえる。
インディペンデント映画の祭典であるサンダンス映画祭でお披露目され、配給権の争奪戦となった本作。『ジャージー・ボーイズ』で知られるフォー・シーズンズを生んだニュージャージーを舞台に、貧困に苦しむ主人公パティがラップにのめり込み、自らの才能と仲間たちの応援によって希望を見いだしていく青春映画だ。パティが渾身のライムを繰り出すライブシーンは鳥肌モノで、その一端は今回の映像からもうかがえる。
数々のミュージックビデオを手掛け、本作で長編デビューを果たしたジェレミー・ジャスパーは監督のみならず、脚本、オリジナル音楽も担当。ジャスパー監督は「この映画が小さな町の映画館で上映され、そこに住むその町のパティたちが、映画の中に自分を見つけてくれれば」と期待を寄せている。(編集部・市川遥)
映画『パティ・ケイク$』は公開中