三児の母・杏、子供たちから「かか」呼び
女優の杏が10日、都内で行われた映画『それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星』(6月30日公開)の製作報告会見に出席し、子供たちから「かか」と呼ばれていることを明かすなど、子育てエピソードを披露した。
テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版シリーズ第30作となる本作は、好奇心旺盛でちょっと不思議な子・クルンとアンパンマンたちが、いのちの星の故郷を救うために奮闘する物語。クルンの声を演じた杏は、俳優・東出昌大との間にもうけた三児の母でもあり、「子供たちがアンパンマンに興味を持ち始めた時期がオファーをいただいたのとピッタリ合ったので、普段、お仕事をいただいて『やりたいな』というテンションに、もう一つプラスされたような『ぜひやりたいな。うれしいな』という思いがありました」と回顧。
また、「(子供たちは)声を誰があてているかは想像できない年齢だと思うけど、今回の映画のチラシを見て『かか、かか』と言って、アンパンマンと一緒に撮ってもらった写真を見せると『アンパンマンっているんだ』と喜んでくれました」と子供から「かか」と呼ばれていることを明かしながら、微笑ましいエピソードも披露した。さらに、「映画館デビューさせてみたい。大きなスクリーンでみんなで観るのはすごくいい体験になるんじゃないかな。他の映画だと『どうしよう、騒いだり泣いちゃったりしたら』と思うけど、同じシチュエーションの方がいらっしゃるので、何があってもみんなで楽しめるねという環境なんじゃないかな」と声を弾ませた。
アンパンマンの声優を務め、三菱電機のCMでも共演している戸田恵子とは「月一くらいで子供たちの様子を家に見に来てくれる」仲だそうで、「『三菱のばあばだよ』って言って、いろんな歌を歌ってくださるので感謝しています」と話していた。
この日は、アンジャッシュ(渡部建、児嶋一哉)、アンパンマン、ばいきんまん、クルンも来場。妻で女優の佐々木希との間にまもなく第一子が誕生する渡部に対して、杏は「必ずアンパンマンのビッグウェーブが来ます」と断言すると、「今回役得で、いろんなグッズもいだだいたので、これは本当に(うれしい)……」と喜びを噛みしめつつ、「小出しに! いっぺんにあげちゃうとウワ~となっちゃうから、一回のお出かけで一個渡す感じで」とアドバイスしていた。(取材:錦怜那)