ウェス・アンダーソン13年ぶり来日決定!『犬ヶ島』キャストと一緒に
日本を舞台にした映画『犬ヶ島』の公開に先駆け、ウェス・アンダーソン監督と主人公アタリの声を担当したコーユー・ランキン、ヒーロー犬の一匹・デュークの声を担当したジェフ・ゴールドブラムの来日が決定した。
日本を舞台に、愛犬を探す少年アタリと犬の仲間たちの壮大な冒険をストップモーションアニメーションで描いた本作。アンダーソン監督は、大好きな日本が舞台の本作を製作するにあたってかねてから日本に訪れることを熱望していたそう。その念願が叶う今回の来日は、2005年に公開された『ライフ・アクアティック』のプロモーション以来、実に13年ぶりのこととなる。
アンダーソン監督は「僕はこの過去3年の間、(本作の制作で)イギリスの映画用防音スタジオにあるミニチュアの日本で暮らしてきたようなものだった。それに日本映画に影響された想像上の日本の中でと考えると過去6年間にもなる。だから本当の、実物大サイズの日本を訪れ、犬ヶ島を作り上げるためにこれまでかけてきた時間の結果を見せられることにとても興奮しているんだ」と日本に向けて熱いメッセージを寄せている。
そのほか、主役に大抜てきされた期待の新星子役コーユー・ランキンと、劇中でうわさ好きのゴシップ犬・デュークの声を担当したウェス組常連のジェフ・ゴールドブラムもそろって来日。3人は5月22日に開催される本作の来日舞台あいさつイベントに登壇する予定となっている。
本作にはコーユーとジェフに加え、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、スカーレット・ヨハンソン、ヨーコ・オノといったそうそうたる面々に、さらには日本からRADWIMPS・野田洋次郎、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリといった豪華キャストが声優として参加している。日本愛を注ぎ込んだ本作を引っ提げやってくるアンダーソン監督は、果たして一体、何を語ってくれるのか、期待が高まるばかり。(編集部・石神恵美子)
映画『犬ヶ島』は5月25日より全国公開