『スター・ウォーズ』マーク・ハミルも抗議 終了ドラマが他局で復活
米テレビシリーズ「ブルックリン・ナイン‐ナイン」がセレブとファンの声により、キャンセル翌日に他局で復活するという驚きの展開があった。
「ブルックリン・ナイン‐ナイン」はブルックリンの警察署を舞台にしたコメディーで、先日発表されたGLAADメディア・アワードでは最優秀コメディーシリーズを獲得。キャンセルされる可能性は少なからずあったため、シーズンフィナーレでストーリーをまとめてはいたものの、製作陣はまだ続けたいと願い、ファンも続くものだと思っていたようだ。
FOX局が同ドラマをキャンセルすると、一般のファンだけでなく、セレブのファンからも抗議の声がほかのドラマ以上に上がった。映画『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミルは「ノー!!!!!!!!?????? まださよならを言う準備ができていない。覚悟しとけよFOX。テレビ局が僕の好きな番組をキャンセルすると、僕は長~い間、根に持つんだ」とつぶやき、自分が好きな番組ばかりが打ち切りになるとのハッシュタグを付けた。また、ミュージカル「ハミルトン」でトニー賞を受賞したリン=マヌエル・ミランダも「『ブルックリン・ナイン‐ナイン』を更新しろ。僕は4作品くらいしか観ていなくて、これはそのうちの一つなんだ」とすべて大文字でツイートした。
これらの声を受け、NBC局が同ドラマを拾い、13エピソードの第6シーズンの製作を発表。ドラマでテリー・ジェフォーズ刑事を演じている俳優のテリー・クルーズは「フォースの力を使って番組を復活させてくれた」とマークに感謝をしたほか、リン=マヌエルには「彼への敬意を表して、ぜひミュージカルエピソードをやろう」と言ったり、同じく復活を望んでいた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンにも「『ブルックリン・ナイン‐ナイン』はコメディー界のルディだ!」とショーンの主演映画『ルディ/涙のウイニング・ラン』にちなんだ礼を述べている。(澤田理沙)