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榮倉奈々、理想の夫婦像を明かす

2016年に結婚、2017年には第一子を出産した榮倉奈々
2016年に結婚、2017年には第一子を出産した榮倉奈々

 女優の榮倉奈々が15日、109シネマズ二子玉川で行われた映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露試写会に登壇、作品にちなみ理想の夫婦像を聞かれると「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいなと思います」と語った。

居酒屋シーンでお酒を持ち込んだ安田顕【写真】

 本作はインターネットの質問サイトに投稿されコミックエッセイ化もされた「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という投稿を基にした実写映画。平凡なサラリーマンの夫・じゅん(安田顕)と、死んだふりをして彼を迎える妻・ちえ(榮倉)の日常をつづったコミカルかつハートフルな物語。

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 この日のイベントには、共演の安田、大谷亮平野々すみ花李闘士男監督も出席。榮倉と同じ質問をされた安田は「あくまで理想ですけれど」と前置きすると、「長生きしたうえで、若干僕の方が先に死にたい。残されるのは絶対嫌ですね」としみじみと語る。

 そんなセンチメンタルな発言をしていた安田だったが、大谷と居酒屋で男同士の話をするシーンでは「かなり饒舌だったのですが、どうしてなんですか?」と大谷に振られると「居酒屋で酔っ払って話をするシーンは酔っ払ってもいいんだよ」と諭したという。

 実際、撮影では自身でお酒を持ち込んだという安田。しかし「飲んでいましたけれど、全部セリフは台本どおりですから」とあくまで芝居をしていたことを強調する。しかし、李監督から「映画って同じシーンを(カットを変えるために)何度も撮るのですが、その都度セリフは合っていても、動作がバラバラで編集するのが大変だったんです」とクレームを入れられると、安田は苦笑いを浮かべていた。

 “妻が死んだふり”をするシーンが多かったため、撮影中はあまり会話をするシーンがなく、距離が縮まらなかったという榮倉と安田。安田は「15パターンぐらいの死んだふりのリアクションを一気にさせられるんです。そのうんざり感が作品に出ていると思いますよ」と自嘲気味に語ると、榮倉も「うんざりしているだろうなと思っていました。申し訳ないなと思いながら死んでいました」とフォローするなど、実際は息のあったところを披露していた。(磯部正和)

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日より全国公開

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