イングマール・ベルイマン生誕100年映画祭が開催!傑作13本をデジタルリマスター版で
巨匠イングマール・ベルイマン監督の生誕100年を記念した特集上映「ベルイマン生誕100年映画祭」が7月21日から YEBISU GARDEN CINEMA ほかにて全国で順次開催されることが決まった。
スウェーデン出身のベルイマンは、20世紀を代表する映画監督の一人。シャープな映像感覚から“映像の魔術師”とも称され、その深淵な世界観と強烈な作家性で、フランシス・フォード・コッポラ、スティーヴン・スピルバーグ、ラース・フォン・トリアーといった名だたる監督たちに多大な影響を与えたことで知られる。
生誕100年にあたる今年は世界各地でベルイマン監督の回顧上映が行われているが、日本でも「ベルイマン生誕100年映画祭」と題して厳選した傑作13本をデジタルリマスター版で公開。ベルイマンが世界に出ていくきっかけとなった『夏の遊び』といった瑞々しい青春を描いた初期作から、「ベルイマンの時代」と呼ばれる1950年代後半~1960年代の傑作群、そして最初で最後の大作となった『ファニーとアレクサンデル』までがセレクトされている。(編集部・市川遥)
上映作品【計13本】
『夏の遊び』『夏の夜は三たび微笑む』『第七の封印』『野いちご』『魔術師』『処女の泉』『鏡の中にある如く』『冬の光』『沈黙』『仮面/ペルソナ』『叫びとささやき』『秋のソナタ』『ファニーとアレクサンデル』