小出恵介、事務所の契約終了 個人で活動へ
未成年との飲酒と不適切な関係を持ったとして昨年6月より無期限で芸能活動を休止していた俳優の小出恵介が、所属事務所アミューズとの専属契約を終了したことが4日、発表された。
アミューズのオフィシャルサイトでは、「弊社及び小出恵介におきましては、昨年6月の報道以降、たくさんの方々にご迷惑をおかけすることとなりましたことを、改めまして皆様にお詫び申し上げます。このたび、小出恵介と弊社間の専属契約が2018年6月4日を以って、双方合意のもと円満に終了いたしましたことをお知らせ申し上げます」と報告され、「この一年間、小出自身とも話し合いを重ねた結果、彼が新たな環境で歩んでいくことを合意いたしました。18歳で小出が弊社に所属して以来、数々の作品において共に歩んでまいりましたが、改めてゼロからの出発となる小出恵介が、表現者として更なる可能性を切り拓くことを弊社としましても応援していく所存です。デビュー以来応援していただいたファンの皆様、支えて下さった関係者の皆様に改めて深く感謝申し上げますとともに、皆様におかれましても、今後の小出恵介を見守って下さいますようお願い申し上げます」と事務所のコメントが掲載された。
また、小出本人も「この度は、私小出恵介の社会人としての自覚を欠いた行動により、相手方、ご家族の方、多数の関係各位の皆様、そして事務所の皆様に多大なご迷惑をおかけしました事を心よりお詫び申し上げます。また、これまで応援して下さった皆様に深い失望感を与えてしまいました事、そして皆様の信頼を傷つけてしまいました事を重ねてお詫び申し上げます」と謝罪するとともに「自分の行動を真摯に受けとめ、所属事務所と話し合い、この度、所属事務所を離れ、個人として活動させていただくことで合意に至りました」と事務所との契約終了と今後は個人で活動することを報告した。
そして、事務所への感謝の後、「これからは新たな環境に身を置くことになりますが、初心に戻り、自らを律しながら色々な経験を積んで視野を広げ、少しずつ歩んで行ければと思っております。そしてまたいつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」と心境を明かしている。
小出の活動休止時はさまざまな作品に影響し、NHKで放送予定だった主演ドラマの放送中止や、Netflixオリジナルドラマの再撮影・配信延期、今週公開の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日~)では小出の代役を大谷亮平が務めて再撮影が行われ、当初の2018年春から初夏に公開が延期された。(清水一)
小出恵介のコメント全文は下記の通り。
この度は、私小出恵介の社会人としての自覚を欠いた行動により、相手方、ご家族の方、多数の関係各位の皆様、そして事務所の皆様に多大なご迷惑をおかけしました事を心よりお詫び申し上げます。
また、これまで応援して下さった皆様に深い失望感を与えてしまいました事、そして皆様の信頼を傷つけてしまいました事を重ねてお詫び申し上げます。
この度の一件の元、たくさんのご意見に触れ、時を経、改めて自分の行動によって多くの方々に多大なご迷惑をおかけしてしまった事を真摯に感じ、受けとめ、しばしの間、自分はどのような形で責任を取るべきなのか考えて参りました。
今回の出来事は、ひとえに私の社会人としての自覚の低さ、芸能という仕事をさせていただいている事への認識の甘さが招いた結果であり、また、アミューズという大きな芸能プロダクションに所属させていただき、その組織に守られながら何不自由なくこれまで活動させていただいたことが、次第に当たり前のように感じられ、いつしか、支えてくださった周囲の方々に対する謙虚な姿勢、そして応援してくださる方々に対する感謝の気持ちを大切にすることができず心に甘えが生じてしまった結果であります。
自分の行動を真摯に受けとめ、所属事務所と話し合い、この度、所属事務所を離れ、個人として活動させていただくことで合意に至りました。
所属事務所の皆様には、この騒動の経緯を見守り、相手方への謝罪等ご尽力くださったこと、そしてデビュー以来、私のアーティストとしてのキャリアを作り上げてくださったことに改めて感謝致します。
これからは新たな環境に身を置くことになりますが、初心に戻り、自らを律しながら色々な経験を積んで視野を広げ、少しずつ歩んで行ければと思っております。
そしてまたいつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております。
この度ご迷惑をおかけいたしました方々に対する謝罪と、親愛なるファンの皆様、支えていただいた関係者の皆様への感謝の意を込めて、上記のとおりご報告させていただきます。
2018年6月4日
小出恵介
代理人弁護士 池田 尚弘