米アップル社がオプラ・ウィンフリーと複数年の契約
米アップル社は、トーク番組で主婦層から絶大な人気を誇り、米エンターテインメント業界で最も稼いだ人物としても知られるオプラ・ウィンフリーと、複数年のコンテンツ契約を結んだことが Apple Newsroom によって発表された。
この決断について米アップル社は「(トーク番組などを通して)世界中の視聴者とつながっているオプラ・ウィンフリーさんの比類なき才能を生かすオリジナル番組を制作します。さらに同プロジェクトは、米アップル社の一連のオリジナルコンテンツの一部として提供します」とコメントしている。
ウィンフリーは、1954年ミシシッピ州生まれ、テネシー州立大学卒業。ボルティモアやナッシュビルのテレビ局でアンカーウーマンとして働き、その後シカゴの地方局のトーク番組を担当し、CBSディストリビューションによって全米中に「オプラ・ウィンフリー・ショー」として放送された。同番組は昼間のトーク番組として人気を博し、高い視聴率を記録。1986年~2011年まで放送は続き、その後自身の会社、OWNのCEOとしてリアリティー番組やトーク番組、ドラマなどを手掛けている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)