サミー・デイヴィス・Jrさんの伝記映画が始動
伝説のエンターテイナー、サミー・デイヴィス・Jrさんを描く伝記映画の製作が始動しているとDeadlineほか複数メディアが報じている。
【写真】サミーさん出演のカーアクション映画『キャノンボール』
本作は、映画『トランスフォーマー』シリーズのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラと歌手ライオネル・リッチーが、パラマウント・ピクチャーズのもと企画。1965年に出版されたサミー・デイヴィス・Jrさんが、バート&ジェーン・ボイヤーと共に執筆した自叙伝「ミスター・ワンダフル サミー・デイビス・ジュニア自伝」を基に映画化。これから脚本家や監督を雇い進めていく予定だ。
1925年、ニューヨークのハーレムでヴォードヴィルショーの巡業をしていた一家に生まれたサミーさんは、幼少期から舞台に立ち、フランク・シナトラに見いだされ、物まねやタップダンス、歌の才能を発揮してマルチタレントとして大活躍。その後、交通事故により左目を失明する不幸に見舞われたが、『オーシャンと十一人の仲間』など多くの映画に出演した。1990年、64歳の若さで喉頭がんのため亡くなった。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)