サム・メンデス&スピルバーグ、第1次世界大戦描く映画で再タッグ
映画『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督とスティーヴン・スピルバーグ監督が、第1次世界大戦を描いた映画『1917(原題)』でタッグを組むことが決定したとDeadlineや複数のメディアが報じている。
【場面写真】2人が初めてタッグを組んだ映画『アメリカン・ビューティー』
同作は、スピルバーグ率いるアンブリン・パートナーズが、メンデスとクリスティ・ウィルソン=ケアンズが共に執筆した脚本の映画化権を、競合していたパラマウント、ソニー、リージェンシーを破って獲得したようだ。メンデスは、脚本兼監督だけでなく、自身の制作会社のニール・ストリート・プロダクションズを通して製作も担当することになっている。
メンデスにとっては、『007 スカイフォール』、『007 スペクター』以来の長編映画となる。今のところ、脚本の詳細は明かされていない。
撮影は来年4月から開始。公開は2019年12月と、アンブリンと配給の提携をしているユニバーサル・ピクチャーズの下で予定されている。メンデスとスピルバーグが最初にタッグを組んだのは『アメリカン・ビューティー』で、同作はアカデミー賞では作品賞を含む5部門で受賞した。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)