本当に14歳?芦田愛菜の大人っぽさに川栄李奈が感心
22日に都内スタジオで『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』公開アフレコイベントが行われ、川栄李奈、野沢雅子、中川翔子が翌日に14歳の誕生日控えた芦田愛菜を祝福した。しっかりと一年の抱負を語った芦田に、川栄は「本当に14歳なのかな。20代後半の方のしゃべり口調だから、カッコいいなと思います」と感心した。
「ポケットモンスター」の劇場版シリーズ第21弾となる本作は、昨年の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』から始まった、主人公・サトシとピカチュウの新しい冒険を描いた物語。芦田が謎の少女ラルゴ、川栄がポケモン初心者の女子高生リサ、野沢がポケモンを毛嫌いする変わり者のおばあさんヒスイ、12年連続のポケモン映画出演となる中川がリサの弟リクの声を担当し、この日は報道陣の前で公開アフレコを行った。
アフレコ終了後、4人はポケモン映画に参加した喜びを語り、今作の見どころを紹介。芦田が「小さい頃から身近だったポケモンに参加できてうれしく思っています」と切り出すと、川栄も「このポケモンを早速観ましたけど、めちゃくちゃ感動しました。皆さんにも早く観ていただきたいです」と呼びかけ、野沢も親子三代で観てほしいとアピール。中川は、「12年連続で出演できました。12年前に心の中に生まれたエア子どもが思春期を迎えてしまう事態になりました。とても幸せです」と独特の表現で喜びを表した。
芦田、川栄、中川の声優ぶりについて大ベテランの野沢に質問がおよぶ場面も。「わたしは皆さんがやっているときに、わりと細かく見る人なんですよ。何も言いませんけどね」という野沢の言葉に思わず背筋がピーンと伸びた3人であったが、その言葉の意味は「皆さん、お世辞抜きでうまい!」というもの。「なぜかというと、(画面の)表情に合わせて『上!』というと、こうやって(上を向いて)やっているんですよ。気持ちをものすごく向こうにのせているなというのが、すごくよく伝わってきて。すばらしい。皆さん上手ですよ」と称賛した。これには3人とも思わず感激の表情だった。
翌日の6月23日は芦田の14歳の誕生日となる。登壇者たちから祝福された芦田は、「今、すごく学校が楽しい。お友だちと、たわいもない話をしているだけで本当に笑いが絶えなくて。特別なことをするわけじゃないけど、一緒にいるだけで楽しいという。そういうお友だちとの思い出をもっとたくさん作っていける一年になればいいなと思っています」と抱負を語った。
それを聞いた川栄は「すごいですよね。発言の一言一言が大人で、しっかりしていて。本当に14歳なのかな。20代後半の方のしゃべり口調だから、カッコいいなと思います」としみじみ。中川も「お仕事をこんなにバリバリされているのにプライベートも友だちがたくさんいて充実している文武両道。カッコよすぎます。本当に前世での行いがいいんだろうなと。すごくクレバーなんだなと思うので、敬語で接しています。わたしは呪いのノートに絵を描いて燃やしたりとか、ひとりでばっかり何かをしていたので、本当にまぶしくて。友だちを作る方法とかを聞きたいです」とまぶしそうに見ていた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』は7月13日より全国公開