エマ・ワトソンが虐待訴えるヒロインに!『海を飛ぶ夢』監督7年ぶりの長編9・15公開
『アザーズ』『海を飛ぶ夢』などのアレハンドロ・アメナーバル監督の7年ぶりとなる長編映画でイーサン・ホーク、エマ・ワトソンが共演するサスペンスが、『リグレッション』の邦題で9月15日より新宿武蔵野館を皮切りに公開されることが決定。併せて、日本版ポスタービジュアルが公開された。
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1980年から90年初頭にかけて、アメリカで悪魔崇拝者による儀式が次々と告発された実話をモチーフにした本作。舞台は1990年アメリカ・ミネソタ。父親による虐待を訴えた少女の事件を担当する刑事が、心理学者の協力を得て事件を捜査するうちに、街の各地で起きる事件との関連を疑い始めるさまが描かれる。日本でアメナーバル監督の長編が公開されるのは、2011年公開の歴史劇『アレクサンドリア』以来となる。
主人公のブルース・ケナー刑事に、『6才のボクが、大人になるまで。』『ビフォア~』シリーズなどのリチャード・リンクレイター監督作品や『パージ』などのイーサン・ホーク。虐待を訴えるもどこか記憶が曖昧な少女アンジェラに『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』の大ヒットも記憶に新しいエマ・ワトソンがふんする。
日本版のポスタービジュアルは、何かに怯えている様子のエマ、外壁に赤い逆さ十字が記された小屋など、禍々しい雰囲気が漂っているもの。『アザーズ』『バニラ・スカイ』などで衝撃的なラストを生んだアメナーバル作品だけに、アッと驚く展開を期待したい。(編集部・石井百合子)
映画『リグレッション』は9月15日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開