ピエロホラー『IT』続編にグザヴィエ・ドラン出演決定!
ホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編に、『マイ・マザー』『Mommy/マミー』などの若き天才監督グザヴィエ・ドラン(29)が出演することが明らかになった。Deadlineなどが報じた。
怖ッ!『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』本編映像
前作から27年後が舞台となる本作は、“IT”と呼ばれる殺人ピエロ・ペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)に狙われた子供たち=ルーザーズクラブのメンバーたちが大人になった姿を追う。若くしてカンヌ国際映画祭で審査員賞とグランプリに輝いたドランが演じるのは、エイドリアン・メロン。スティーヴン・キングの原作小説でメロンは、若者たちからリンチされるゲイの青年として描写されている。
大人になったルーザーズクラブのメンバーを演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ(リーダー格のビル役)、ビル・ヘイダー(メガネでおしゃべりなリッチー役)、ジェシカ・チャステイン(紅一点のベバリー役)、ジェームズ・ランソン(病弱なエディ役)、アンディ・ビーン(クルクルヘアのスタンリー役)、ジェイ・ライアン(ぽっちゃり体型だったベン役)、イザイア・ムスタファ(アフリカ系のマイク役)。ベバリーを虐待する夫トム・ローガン役で、『白い闇の女』のウィル・バインブリンクの出演も決まった。
監督はアンディ・ムスキエティが続投し、先日クランクインしたばかり。前作の世界興行収入は7億38万1,748ドル(約770億円)と大ヒットを記録しており、続編もかなり期待されている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)