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アカデミー新メンバー候補に新海誠・細田守・片渕須直ら日本人

映画芸術科学アカデミーに招待された新海誠監督(写真は2016年9月撮影)
映画芸術科学アカデミーに招待された新海誠監督(写真は2016年9月撮影)

 アメリカのアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、現地時間26日に新たな会員候補を発表し、『君の名は。』の新海誠監督、『未来のミライ』の細田守監督、『この世界の片隅に』の片渕須直監督らが招待されたことが明らかになった。受諾した場合、アカデミー賞への投票権が与えられる。

細田守の新作アニメ『未来のミライ』予告編

 同アカデミーでは今年、59か国から928名もの映画人をメンバーに招待。日本からは、短編・長編アニメ部門に、新海、細田、片渕のほか、『オー・ルーシー!』の平柳敦子監督、短編アニメ映画賞ノミネート作『ネガティブ・スペース(原題) / Negative Space』の桑畑かほる監督、俳優部門にイッセー尾形、音楽部門に『海街diary』の菅野よう子、美術部門に『万引き家族』などの三ツ松けいこ、脚本部門に園子温、メイク部門に、『沈黙 -サイレンス-』の渡辺典子らが招待された。

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 同アカデミーでは、メンバーの白人化や、男性が会員の中心を担っている状況が問題視されたことなどを受け、メンバー構成を見直す動きがある。そのため今年も、新候補者のうち女性が49%を、有色人種が38%を占め、年齢層も14歳から86歳までと、幅広い人々が招待された。

 そのほかには、『ブラック・パンサー』のダナイ・グリラダニエル・カルーヤ、アジア圏からは金城武アンディ・ラウなども招待されている。(編集部・入倉功一)

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