ジェームズ・ボンド7代目はトム・ハーディが理想!ピアース・ブロスナンが激オシ
『007』シリーズで1995年から2002年まで5代目ボンドを務めたピアース・ブロスナン。彼は、6代目ボンドのダニエル・クレイグを称賛しつつ、いずれはトム・ハーディがボンド役を継ぐのが理想だと考えているそう。
ピアースは「女性でもボンドをやれるけど、そうすると“ジェームズ・ボンド”ではなくなってしまう。ダニエル・クレイグはボンドを大変素晴らしく演じているよ。彼は運動神経が良く、殺人的な見た目をしていて、彼を見たら誰でも『この人は人を殺せる』と信じてしまう」とクレイグを称賛した。
ここ数年、次のボンド候補としてイドリス・エルバやダミアン・ルイスなど複数の名前が挙がっているが、トム・ハーディこそボンドを引き継ぐにふさわしいと信じているそう。ピアースは「トム・ハーディは素晴らしいボンドになれると思うから、ぜひ見てみたい。少しの落ち着きのなさを取り入れられる役者こそふさわしい。それなしではボンドではないからね」と語った。
ピアース自身は『007』シリーズを去った後もしばらくは作品に対してほろ苦い想いを抱いていたそうだが、最近になって冷静に向き合えるようになったそう。『マンマ・ミーア!』の撮影で訪れたパインウッド・スタジオでの出来事がきっかけになったようで「控え室から外を見たら、大きな『007』ポスターが見えて、ジェームズ・ボンドを演じた時のセットにいることに気が付いた」「その時にやっと過去から前を向くことができたんだ。ずっと複雑だったけど、今はボンドに感謝しかないよ」と明かした。(BANG Media International)