『インディ・ジョーンズ』第5弾、全米公開2021年に延期決定
スティーヴン・スピルバーグ監督&ハリソン・フォード主演で製作が進められている『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾の全米公開日が、2020年7月10日から2021年7月9日に延期された。The Hollywood Reporter などが報じている。
『インディ・ジョーンズ』は、考古学者インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界を駆け巡るさまを描く人気冒険活劇シリーズ。第5弾では、主演のハリソンが本シリーズを卒業することになるとされている。
今回の延期理由には、脚本家の変更があったことがあげられている。当初、『ジュラシック・パーク』『宇宙戦争』などのデヴィッド・コープが脚本を執筆することになっていたが、コープが自らの監督作に専念するために離脱。先月末になって、シリーズ第1弾『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を執筆したローレンス・カスダンの息子で、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を手掛けたジョナサン・カスダンが後任の脚本家に決まっていたばかり。
スピルバーグ監督は現在、『ウエスト・サイド物語』をリメイクする作品に取り組んでおり、同作の撮影前の準備作業段階だという。そのほかにも、DCコミックスのヒーロー「ブラックホーク」の映画化をプロデュースするなど、多忙なスケジュールを抱えている。(編集部・石神恵美子)