悟空&ベジータ英語声優も感激!『ドラゴンボール超 ブロリー』にコミコン熱狂!
人気アニメ「ドラゴンボール」の新作映画『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』のパネルディスカッションが現地時間19日、アメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナル内で行われた。
伝説の超サイヤ人ブロリー登場!『ドラゴンボール超 ブロリー』予告編【動画】
この日のパネルは、コミコン会場のコンベンションセンターでも最大規模の広さを誇るホールHで開催。アニメの英語版からは悟空の声を担当するショーン・シェメルと、ベジータやピッコロの声を担当するクリストファー・サバトが、日本からは原作者・鳥山明の現担当でもある集英社の伊能昭夫と、プロデューサーの林田師博が出席した。
6,500もの席を埋めた「ドラゴンボール」ファンの姿にサバトは「日本の関係者のみなさま、特に鳥山明先生にありがとうと言いたい」と感慨深げ。ショーンも「僕にとって今日は特別な日だよ。(日本の)アニメのパネルをホールHでやるのは初じゃない? だから今日はみんなの元気を分けてくれ!」とご機嫌な様子だった。
この日は、日本で公開されたばかりの予告編を日本語と英語の2バージョンで上映。本作の敵となる“伝説の超サイヤ人”ブロリーに、悟空、ベジータ、フリーザまでも激突する大迫力の映像に、アメリカのファンも拍手喝采となった。
その反応を受けた伊能は、本編の出来栄えについて「脚本作業を、鳥山先生ともっともっと! と言いながらやっているうちに盛りだくさんの内容になってしまいました。世界の皆さんに楽しんでもらえる映画になっていると思います。悟空とベジータも大活躍します!」と自信の表情を見せた。
すでに「ドラゴンボール」は、アメリカでのアニメ放送も20年を経過。ショーンは「この作品は大勢のファンの人生を変えたと思う。特に僕らのね。ドラゴンボールは人生の全てだよ。この20年近く、全ての瞬間が夢のようだった」としみじみ。
さらにサバトが、「たった一人の男、鳥山明先生が1980年代にひとつの漫画を描きはじめたことがきっかけなんだ。そうしてはじまった日本のカルチャーが、こうして英語圏まで広がり、みんなをつなげたことに、心からアートの力を感じるよ。僕の人生を素晴らしいものにしてくれた」と感謝を述べると、最後はショーンの力強い「かめはめ波!」の決め台詞でパネルは幕を閉じた。
『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』は12月14日の日本公開から約1か月後の2019年1月に北米で公開予定。(編集部・入倉功一)