高畑充希主演「忘却のサチコ」連ドラ化!
阿部潤の人気グルメ漫画「忘却のサチコ」が、テレビ東京系の10月クール深夜枠で連続ドラマ化されることが決定した。今年1月に放送されたスペシャルドラマに続いて、高畑充希が結婚式当日に花婿に逃げられたヒロインのアラサー女性編集者に。「元々漫画のファンで、ドラマスペシャルをやった時も凄く楽しかったし、幸子さんに愛着が湧いちゃってたので、これで終わりは寂しいなぁ……と思っていて。編集長役だった吹越満さんとも”絶対連ドラやりたいよね”ってお話していたから、実現してすごく嬉しいです」と念願かなっての連ドラ化を喜んでいる。
累計販売数50万部を突破する原作に基づく本作。ヒロインは、その完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と言われる女性編集者・幸子。結婚式当日に新郎・俊吾が突如失踪し、心に深い傷を負った彼女が、放浪癖のある作家や引きこもりの作家、空気の読めない新入社員らクセ者たちとの仕事に身を削りながら、豪快においしいものを食べることで、つらい現実を忘却の彼方へと追いやっていくさまが描かれる。
スタッフにはSPドラマを手掛けた面々が名を連ねており、脚本をドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系・2018年4月期)、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(2015)などの大島里美ら、監督を星野源、乃木坂46ら人気アーティストのミュージックビデオや映画『傷だらけの悪魔』(2017)などの監督を務めた山岸聖太らが担当。
連ドラ化にあたって、東京ドラマ制作部プロデューサー・木下真梨子は以下のように説明している。「ドラマスペシャルの放送後、SNSなどでたくさんの方にお褒めの言葉をいただき、連続ドラマとして帰ってくることが出来ました。スペシャルでは、婚約者の俊吾さんに逃げられた幸子さんが“忘却の美食道”に足を踏み入れるところまでをお届けしましたが、今回は幸子さんがどうやって“美食道”を突き進んでいくのかを描いています」。また、幸子の元婚約者・俊吾として意外なキャストが登場するという。
連ドラ化に伴い食のシーンが増えるとあって、「少しずつ食べるシーンを上達させたい」という高畑。先ごろ人気グルメドラマ「孤独のグルメ」の主演・松重豊と接することがあったといい、「先日、食べ方の大先輩の松重豊さんと現場が一緒で、松重さんに『食べるシーンのコツを教えてください』と聞いたんですけど、『絶対内緒』って(笑)」とユニークなエピソードを明かした。(編集部・石井百合子)
ドラマ24「忘却のサチコ」は10月よりテレビ東京系にて毎週金曜深夜0時12分~放送(テレビ大阪は翌週月曜深夜0時12分~)