『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督解雇、クリス・プラットら共演者がTwitterで反応
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手掛けてきたジェームズ・ガンが、同シリーズ第3弾の監督を解雇されたことについて、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナら出演者が、それぞれ公式Twitter上でコメントを発表した。
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ガン監督は、2008年~2012年頃にかけて自身のTwitter上に、小児性愛やレイプなどをジョークにした内容のツイートを投稿。右派のコメンテーターのジャック・ポソビエック氏は、それらが不適切であるとして、現地時間20日、問題となった監督のツイートを拡散し物議を醸した。同日、米ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長は、『ガーディアンズ』第3弾からガン監督を解雇したと公式発表している。
この報道に対して、『ガーディアンズ』シリーズに出演する俳優陣は、続々とTwitter上でコメントを発表。スター・ロード役のクリスは、現地時間22日、新約聖書内の「ヤコブの手紙」第1章19節を引用したツイートで報道に反応している。ツイートには祈りを捧げる絵文字と共に、ハートマークが添えられている。「愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである」
ガモーラ役のゾーイは、現地時間22日、「とても苦しい週末でした」と心境を明かしつつ「皆さんには、私が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に携わる全ての人を愛していることを知って頂きたいです」と作品に関わるスタッフへの愛をツイート。ネビュラ役のカレン・ギランもゾーイと同じく、現地時間22日、作品に携わる全ての人への愛情をツイート。「このこと(監督の解雇)については、後ほどお話しするつもりです」と詳しいコメントは控えている。
また、ドラックス役のデイヴ・バウティスタは現地時間21日、「ジェームズ・ガンは、思いやりがあり温厚で、私がこれまで出会った中で最も愛する人物の一人です。彼は紳士的で、人間や動物に対して優しさをもって接します」とガン監督の人柄について言及。今回の解雇について「彼に起こっていることについて、私は納得がいかない」と監督を擁護している。(編集部・倉本拓弥)