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板野友美、久本雅美とのW主演作は「女性の幸せ」問う

一人の女性の成長を演じ切った板野友美
一人の女性の成長を演じ切った板野友美

 久本雅美板野友美のダブル主演映画『イマジネーションゲーム』の初日舞台あいさつが28日に都内で行われ、板野は「女性の幸せとは何かという問いかけをしている映画」という本作の出来に満足げな表情を見せた。

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 本作は現代のネットカルチャーを通じて、人間の表裏が交錯するさまを描いたサスペンス。板野が演じたのは、若くして家庭に入ったものの、将来を見失い、夫に不満を持つ女性たちが集まる“復讐サイト”に書き込みを続ける専業主婦だ。一人の女性の成長を演じ切った板野は「このシーンってどんな意味だったんだろうっていうシーンもすごく多くて、いろいろ想像してもらって納得してもらっていただける素敵な作品になったと思います」とアピールした。

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 久本は芸能活動35周年を迎え、本作で映画初主演。マイクを持った途端、照れもあるのか前歯を歯にぶつけるハプニングで笑わせ、「自分の前歯には勝てないですね~」とニヤり。インターネット上では別の顔を持つ、仕事一筋のキャリアウーマン役を務めた久本は「みんなそれぞれ役に対する思いがありましたが、特にわたしは久本のキャラを出すなと言われまして、とても複雑な役で……。でもその役が楽しくて、新たなものを感じさせてくれるものだったので、公開が待ち遠しかったです」と充実感をにじませた。

 タイトルに掛けて“イマジネーション”を働かせるトークをすることになり、「別の人生があったとしたら?」との質問が出ると、久本は「服が好きなので、おそらく洋服関係。口も達者で、口で儲けて洋服で儲ける洋服業界の店員か、ショップの経営者」と即答。板野が「動物が好きなので、動物と一緒に働ける仕事がいいです。パンダの赤ちゃんの飼育とかしてみたい」とほほ笑むと、久本は板野の受け答えに感心しきり。「それ頂き。100点の答え」と褒められた板野は、「100点頂きました!」と喜びの声を上げていた。

 この日は共演の仙石みなみ、メガホンを取った畑泰介監督も登壇した。(取材・文:名鹿祥史)

映画『イマジネーションゲーム』は公開中

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