SPECシリーズ新作は「サトリの恋」!新婚・真野恵里菜が感慨
ドラマ「SPEC」の人気キャラクター・サトリが主人公のドラマ「SPECサーガ黎明篇『サトリの恋』」が、9月28日より動画配信サービスParaviで独占配信されることが明らかになった。4日、都内で行われた舞台あいさつに真野恵里菜と植田博樹プロデューサーが出席した。
真野はサッカー日本代表の柴崎岳選手との結婚後、初の公の場となったが、メガホンをとった堤幸彦監督からビデオメッセージで結婚の祝福および「女優やるんですよね?」と今後について問われると「先のことはどうなるかわかりませんが、お互い尊重し合い、やりたいことがやれれば」と新婚生活に思いを馳せていた。
本作は、人気ドラマ「ケイゾク」「SPEC」に続く新シリーズ「SPECサーガ完結篇」のアナザーストーリー。人の心を読むことができるサトリが、特殊能力を持つまでのストーリーを描く。
真野にとって堤監督との出会いは、2010年に放送されたドラマ「SPEC(スペック) ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」でのゲスト出演から。当時19歳だった真野は、この作品との出会いで「お芝居をがんばりたい」と思った大切な作品だったという。
真野が演じたサトリは、放送後大きな反響があり、現在でも街中で「サトリちゃん好きです」と声をかけられることもあるそう。そんな思い出深いキャラクターが、スピンオフとしてドラマ化されることに「とてもうれしい」と感慨深い表情を浮かべていた。
しかし、本作ではサトリの高校時代にさかのぼった過去が描かれるため、現在27歳の真野は「いまさら高校生を演じるなんて。堤さんはやっぱりドSだ」と戸惑いがあったと告白。不安な気持ちで衣装合わせに向かった真野だったが、実際制服を着ると、堤監督をはじめスタッフはみな「意外といけるね」と感想を口にしたという。
真野自身、毎年「制服おさめ」のつもりで作品に臨んでいるというが、「今度こそ、この作品で制服おさめしたいと思います」と決意表明。それでも「わたしは意地悪な役が多かったので、一目ぼれしたり、自転車で二人乗りしたりする青春をやらせてもらえたのはうれしかった」と楽しく撮影できたことを明かしていた。(磯部正和)