「仮面ライダージオウ」奥野壮、主演決定で放心状態に
9月2日から放送が始まる「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)の制作発表イベントが7日に都内で開催され、奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐が登壇。歴史あるシリーズの新作で主演を務める奥野が「放心状態になった」と主演決定の報告を受けた時の心境を振り返った。
今作の主人公・常磐ソウゴ/仮面ライダージオウと同じく2000年生まれの奥野。「主演が決まったと報告された時は放心状態で『なるんだ……』となったんですが、家に帰ってしっかり考えたら、すごく嬉しく光栄なことだとヒシヒシと自分の中で感じるようになりました。ありがたい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです」。
「偉大な先輩方と同じスタートラインに立てたということで嬉しい反面、僕で大丈夫なのかなという不安もありますが、精一杯頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」。
これまで数多くの人気俳優を輩出してきたシリーズの主演を担うことに対して奥野は、決意をあらたにしている様子だった。
この日は記者からの質問を受けて登壇者が自身の一番好きな平成仮面ライダーを紹介する一幕も。奥野は「僕は『仮面ライダーキバ』が大好きで。理由は見た目がかっこいいからです(笑)」、押田は「『仮面ライダー剣(ブレイド)』に出てくる仮面ライダーカリスが好きです。僕の今回の役と少し似ている部分もあるのでそこにも注目していただきたいです」、大幡は「『仮面ライダー電王』です。時間ものが好きなので(今作への)出演が決まってからもう一度観なおしました」、渡邊は「『仮面ライダー龍騎』です。人間味のある物語でそれまでの作品と違ったものになっていたのが衝撃的でした」とコメントしていた。
仮面ライダージオウは時空を旅する“タイムトラベルライダー”。マスクに「カメンライダー」と書かれており、歴代の平成仮面ライダーの力を使うことができる。ソウゴの大叔父で時計店「クジゴジ堂」の店主である常盤順一郎として生瀬勝久も出演する。(編集部・海江田宗)