タランティーノ新作マーゴット・ロビーが演じるシャロン・テートの姿が公開
クエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)』で、マーゴット・ロビーの演じるシャロン・テートの姿が、映画の公式Instagramで公開された。
女優で、映画監督ロマン・ポランスキーの妻でもあったシャロン・テートは、1969年にカルト集団“マンソン・ファミリー”に殺害された。タランティーノ監督の新作は、この「シャロン・テート殺害事件」が題材になるといわれており、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが、彼女の隣人である落ち目の西部劇俳優とそのスタントダブル役で主演を務める。
公開された写真には、黒いタイトなタートルネックと、白いミニスカート、ゴーゴーブーツという60年代ファッションに身を包み、シャロン・テートになりきった、マーゴットの姿が写し出されている。
TMZ.comによると、本作についてはシャロン・テートの妹であるデブラ・テートが不快感を表していたが、後にデブラは、タランティーノ監督と面会して映画について説明を受けたといい、「この映画は、タランティーノとマンソンの名前から想像されるような作品ではありません」と理解を示したことが報じられている。全米公開予定日が、事件から50年目を狙った2019年8月9日から、7月26日に前倒しされたことも、理解を深めるきっかけになったようだ。
本作には、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング、バート・レイノルズ、エミール・ハーシュ、ティム・ロス、カート・ラッセルなど豪華な顔ぶれが共演。脚本もタランティーノが担当する。(編集部・入倉功一)