馬場ふみか、内田理央ら「モグラ女子」女優としての活躍
昨今、ドラマや映画などで「モグラ女子」の活躍が著しい。大ヒットを記録している『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(公開中)に出演した馬場ふみかや、出演作が相次ぐ内田理央など、ファッションモデルとグラビアアイドルの両方で活躍する「モグラ女子」の女優としての活躍ぶりを紹介する。
「モグラ女子」の言葉は、2015年に写真週刊誌「FLASH」(光文社)で使われたことから広まり、今ではすっかり定着した感がある。『劇場版コード・ブルー』に出演した馬場は、その代表格だ。ドラマ「コード・ブルー」の3rdシーズンから参加し、新人フライトナースの雪村双葉を好演。ドラマの3か月後を描く劇場版では、看護師として成長した姿を見せている。
馬場は2014年から女優としての活動を開始し、特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」でテレビドラマ初出演。2016年にはガングロギャルが主人公の映画『黒い暴動』で主演を務め、その後も『劇場版 お前はまだグンマを知らない』『リベンジgirl』、オムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』の一編「ピアニストを撃つな!」(園子温監督)などに出演。2019年春にはヒロインを務める『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』が公開を控えている。
“だーりお”の愛称で知られる内田は「仮面ライダードライブ」でのヒロイン役をきっかけに女優としてブレイクを果たし、今年はドラマ「海月姫」「おっさんずラブ」、映画『N.Y.マックスマン』『生きる街』『名前』『あのコの、トリコ。』『ここは退屈迎えに来て』など毛色の異なる作品に出演する活躍ぶり。8月18日放送の「ほんとにあった怖い話 -夏の特別編2018-」(フジテレビ系)では神木隆之介と共演を果たす。
また、馬場と共に、同じくモグラ女子として人気の高い佐野ひなこ、久松郁実がトリプル主演を務めるドラマ「深夜のダメ恋図鑑」(テレビ朝日系)が10月からスタート。女性3人のダメで赤裸々な恋愛模様や、彼女たちがダメ男を的確かつ辛辣に切り捨てる様子がリアルに描かれる。その佐野は今年、足立梨花主演の映画『キスできる餃子』や『サクらんぼの恋』に出演。久松もドラマ「KISSしたい睫毛」(フジテレビ系)で主演を果たした。
『人狼ゲーム インフェルノ』に主演した武田玲奈は、「仮面ライダーアマゾンズ」シリーズに出演したほか、現在はドラマ「マジで航海してます。~Second Season~」で飯豊まりえとダブル主演を務めている。その武田と『人狼ゲーム インフェルノ』で共演した小倉優香と都丸紗也華も女優として活躍しており、小倉はドラマ「チアダン」「恋のツキ」が現在放送中で、都丸も『お前ら全員めんどくさい!』を今秋に控えている。ほかにも窪田正孝主演の『犬猿』に出演した筧美和子、「チア☆ダン」に出演する朝比奈彩なども、女優としてのさらなる活動が期待されている。(編集部・大内啓輔)