姿が見えない少年と盲目の少女の恋が話題!『エンジェル、見えない恋人』ピュアで切ない予告編
透明人間の少年と盲目の少女の恋という設定や、幻想的で美しいビジュアルがSNSなどで大反響を呼んでいるベルギー映画『エンジェル、見えない恋人』(10月13日より全国順次公開)より、ピュアで切なさを感じる予告編が公開された。
『エンジェル、見えない恋人』は、姿の見えない存在として生まれた男の子エンジェルと盲目の少女マドレーヌが惹かれ合う姿を描いたラブロマンス。目の見えないマドレーヌとは正体を隠したまま愛し合うことができたエンジェルだったが、共に成長する中、マドレーヌが目の手術で視力を取り戻せるかもしれないと告げたことから二人の関係は一変していく。
その様子は、公開された予告編にも表れている。存在自体を世間に隠し育てられてきたエンジェルが、匂いと声で自分を感じてくれるマドレーヌと出会い、恋に落ちるのは必然とも言える。ストレートな愛情表現も胸にしみる仕上がりだ。
愛らしさが光っている幼少期のマドレーヌを演じたのは、本作が長編デビューとなるハンナ・ブードロー。10代のマドレーヌ役は本作で女優デビューを果たしたマヤ・ドリー、成長後のマドレーヌを『エル ELLE』(2016、ポール・ヴァーホーヴェン監督)にも出演したフルール・ジフリエが演じている。
映画『神様メール』(2015)のジャコ・ヴァン・ドルマル監督らが製作を務め、同作に俳優として出演したハリー・クレフェンがメガホンを取った。(編集部・小松芙未)