シーツ姿の幽霊が悲しむ妻を見守り続ける『A GHOST STORY』公開決定
不慮の事故死を遂げた男がシーツ姿の幽霊となって残された妻を見守り続ける映画『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』が、11月17日より全国公開されることが決まった。
【動画】シーツ姿の幽霊が主人公『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』特報
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレックが主人公のシーツ姿のゴーストにふんし、夫に先立たれた妻を『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞に輝いたルーニー・マーラが演じる本作。交通事故で突然この世を去った夫の遺体を確認し、シーツを被せて病院を後にした妻だったが、死んだはずの夫はシーツを被ったままの状態で突如起き上がり、妻の待つ自宅へと戻っていく。妻は夫の存在に気づかないが、幽霊となった夫は悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。だがある日、妻は前に進むためにある決断をし、夫は妻の残した最後の思いを求めて彷徨い始めるというストーリー。
併せて公開された特報映像では、どこか親しみを感じるシーツ姿のゴーストが自分のいなくなった世界で妻を見守り彷徨う様子が映し出され、ポスターはファンタジックな仕上がりに。『ムーンライト』や『レディ・バード』などの話題作を配給している北米の映画会社A24が手掛けており、監督はケイシーとルーニーが共演した『セインツ -約束の果て-』のデヴィッド・ロウリーが務めている。(編集部・小松芙未)