『スーパーマン』女優、自殺だった…死因が判明
映画『スーパーマン』のヒロイン、ロイス・レイン役で知られ、今年5月に69歳で死去した女優マーゴット・キダーさんの死因が、薬物の過剰摂取による自殺だったと明らかになった。
TMZ.comによると、マーゴットさんが摂取したとされる薬物は明かされていないが、自らの手で薬物を過剰摂取した後に亡くなったと、アメリカ・モンタナ州パーク郡の検視官が明かしたという。
マーゴットさんは現地時間5月13日、アメリカ・モンタナ州リビングストンにある自宅で亡くなっているのが見つかった。
マーゴットさんは双極性障害(そうきょくせいしょうがい)を患っていること公表しており、メンタルヘルスを支援する運動も行っていた。
1996年には、障害が原因で精神的なダメージを負い、4日間のホームレス生活を送ったことがあり、一軒家の裏庭にいるところを家主が発見した。躁(そう)状態のマーゴットさんはロサンゼルス市警察によってオリーブ・ビュー・メディカルセンターへと移送され、精神医療施設で治療を受けていた。
マーゴットさんは「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」などさまざまなテレビドラマや映画に出演。『スーパーマン』から『スーパーマン4/最強の敵』(1987)まで、ロイス・レイン役として4回にわたり共演したクラーク・ケント役のクリストファー・リーヴさんと共に、テレビドラマ「ヤング・スーパーマン」(2001~2011)にもゲスト出演していた。
マーゴットさんは3回の結婚を経験しており、最初の夫である小説家トーマス・マクギュエインさんとの間に誕生した41歳の娘がいる。(BANG Media International)