『ムトゥ 踊るマハラジャ』リバイバル公開決定!日本公開から20年
今から20年前に日本公開され、一大ブームを巻き起こしたインド映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』が、11月23日よりリバイバル公開されることが明らかになった。4K映像、音響を5.1ch化したデジタルリマスター版となる。
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『ムトゥ踊るマハラジャ』は、強く明るく、頼れる主人公・ムトゥ(ラジニカーント)の大活躍を描いた勧善懲悪のエンターテインメント映画。1998年6月13日に渋谷・シネマライズ(2016年閉館)で公開され、アクション・恋愛・踊りとインド映画の魅力が全て詰め込まれた、ハイテンションな一本にハマる観客が続出した。
同館で23週におよぶロングランを達成した後、全国100か所以上の劇場で上映され、累計成績は動員約25万人、興収4億円を突破(配給調べ)。上映後には、南インド料理店が激増するなど、映画の枠におさまらず、日本の文化に多大なる影響を与えたとされている。
そんな日本公開から20年を記念したリバイバル公開では、インドで、オリジナル・ネガフィルムの4Kスキャンと修復作業を行った映像を上映。音楽も、後に『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞作曲賞を受賞した音楽監督A・R・ラフマーンのスタジオに保管されていたオリジナルのステレオ音源をもとに、ラフマーンの監修で5.1chデジタル・リミックスを実施。装いも新たに、名作が日本のスクリーンに帰ってくる。(編集部・入倉功一)
映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』(4K&5.1chデジタルリマスター版)は11月23日より新宿ピカデリーほかにてリバイバル公開