ウィリアム・フリードキン監督『恐怖の報酬』オリジナル完全版が日本初公開!
『エクソシスト』などで知られるウィリアム・フリードキン監督によるサスペンス映画『恐怖の報酬』のオリジナル完全版が、4Kデジタル・リマスターによって11月に日本初公開されることになった。
『恐怖の報酬』(1977)は、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の同名傑作を『フレンチ・コネクション』(1971)で作品賞・監督賞を含むアカデミー賞5冠に輝き、『エクソシスト』(1973)でオカルトブームを巻き起こしたフリードキン監督がリメイクした作品。南米奥地の油井で発生した大火災を消火するために、4人の男が消火用のニトログリセリンをトラックに積んで道なき道を300キロ、ジャングルの奥へと進んでいく。
約40年前の劇場公開時は、約30分もカットされた短縮版での公開だった。上映時間121分の『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』は11月24日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国順次公開される。(編集部・小松芙未)