前田敦子、勝地涼と結婚後初の公の場 左手薬指に指輪
女優の前田敦子が8月23日、都内で行われたNHK・BSプレミアムの特集ドラマ「学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで」(9月1日22時~23時29分)試写会後の会見に出席。今年7月30日に俳優・勝地涼との結婚を発表後、初めて公の場に現れた前田は左手薬指に結婚指輪をはめており、報道陣の「おめでとうございます」という祝福の言葉に、「ありがとうございます」と幸せいっぱいの笑顔を見せた。
本作は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などで知られる脚本家の岡田麿里が、ひきこもりだった学生時代から、上京し、脚本家になるまでの道のりを、コミカルかつ叙情的に、自身が手がけたアニメ作品の映像と実写ドラマで構成した自伝ドラマ。
前田は岡田をベースにした主人公・坂田安喜子を演じており、この日は、母・紀子役の富田靖子、落合将(制作統括)、藤並英樹(演出)と来場し、撮影エピソードを披露した。
前田は「今も大活躍されている方を演じさせていただく機会はなかなかないし、とても難しいと思った」というが、「その中でどう自然に、嘘にならないものが作れるかを監督が考えてくださいましたし、現場は本当に楽しかったです」と回顧。特に「岡田さんにお会いできたのは大きかった。衣装も一緒に考えて下さったので」としみじみと話すと、「仕事をしている時の目つきが格好良くて、プロフェッショナルで、格好いい生き方をしている方だなと思いました」と岡田の印象についても語った。
激しい親子げんかのシーンに話が及ぶと、前田は「楽しかったです。アクションの先生にアクションみたいに(演技を)つけていただいたんですが、監督から『(綺麗な)形にならないように』と言われ、ぶっつけ本番みたいな形でやらせてもらったので、その緊張感も楽しかったです」とにっこり。富田も「前田敦子という女優が叫んでいる姿が大好きで、敢えて自分から行っちゃった」とうれしそうに打ち明けていた。(取材:錦怜那)
特集ドラマ「学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで」は9月1日、22時~23時29分、NHK・BSプレミアムで放送