『銀魂2』橋本環奈&吉沢亮、共闘シーンは「カッコいい」を欲しがった
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』神楽&沖田総悟御礼篇イベントが2日、都内で行われ、神楽役の橋本環奈と、沖田役の吉沢亮が出席。劇中、二人は真選組の内紛を鎮めるため共闘するが、共に激しいアクションシーンを乗り切るために、共演者やスタッフからの「カッコいい!」を欲しがっていたことを明かした。
本作は、累計発行部数5,500万部を超える空知英秋の大人気コミックを、福田雄一監督が実写映画化した『銀魂』の続編。前作は興行収入38.4億円の大ヒットを記録したが、本作も公開から2週で動員170万人、興収20億円を突破する絶好のスタートを切った。
大ヒットばく進中の本作。橋本の周囲にも何回も作品を観たという人が続出しているようで、反響の大きさを実感していることを述べると、吉沢も「パート1のときからほかの作品とは反響が違いました。今作も、役者仲間から『笑った』とか『アクションが良かった』という声をよくいただきます」と笑顔を見せる。
吉沢の言葉通り、劇中かなりのアクションを披露するが、なかでも大きな反響があったのが、神楽と沖田の共闘シーン。列車内でのバトルは「二人のタイミングがずれてしまうとうまくいかない」と吉沢が撮影を振り返ると、ハードなシーンが続いたため、お互い撮影が終わるとモニターの前に行き「いまの良かった? カッコいいかな?」と“賞賛”を欲しがっていたと告白した。
豪華キャストも本作の魅力の一つだが、橋本や吉沢は年少チームに属する。先輩たちについて問われると、橋本は主演の小栗旬の“兄貴っぷり”を絶賛。撮影中だけではなく、プライベートでも小栗の自宅に招待してもらったり、銀座でバッグをプレゼントしてもらったりしたというエピソードで客席を沸かせた。一方の吉沢は、土方十四郎役の柳楽優弥と二人で飲みに行ったそうで、演技のことや世代間の俳優のことといった仕事トークから、好きなタイプの女子の話など柔らかい話まで、多岐に渡ってじっくり話し込んだことを明かした。
客席には10回近く鑑賞したという熱狂的なリピーターもいるほど、会場は熱気に包まれていたが、橋本は「パート1公開のとき、ヒットしたら第2弾ができるかもと話していました。また今回の作品がヒットしたら、パート3があるかもしれません。(役づくりでオレンジ色に髪を染めているので)わたしの頭皮はヤバイことになるかも……と思いつつも、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです」と力強く作品をアピールしていた。(磯部正和)