小野大輔&坂本真綾が初の夫婦役!「クリスマス・キャロル」誕生秘話を描くファンタジーで吹き替え
人気声優の小野大輔と坂本真綾が、英文学の名作「クリスマス・キャロル」誕生の過程を描いた映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』(11月30日公開)で日本語吹き替えを担当し、初の夫婦役で共演することが明らかになった。
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小野が演じるのは、映画の主人公チャールズ・ディケンズ(ダン・スティーヴンス)。表情がころころと変わる気分屋のチャールズを、経験豊かな小野ならではの表現力で魅せる。坂本はチャールズの妻ケイト(モーフィッド・クラーク)役を務め、スランプに陥ったチャールズを献身的に支える妻を、優しく包容力のある演技で作り上げた。大ヒット海外ドラマシリーズ「glee/グリー」の吹き替え版で恋人を演じたことのある二人だが、夫婦役は初めてだ。
吹き替えを振り返った小野は「不朽の名作クリスマス・キャロルはいかにして世に生みだされたのか。ディケンズを演じてみて、その過酷な運命と、そこに立ち向かう圧倒的な熱量に心を揺り動かされました。日本語吹き替えになることで、より多くの人々に作品の温かさ、優しさ、クリスマスの精神が伝われば嬉しく思います。観てくれた方々に神のお恵みがありますように」、坂本は「ディケンズの『クリスマス・キャロル』は今まで映画や舞台で何度も見たことがあります。でもこの『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』は、今まで見たことがない視点で描かれていてとても新鮮でした。実はアフレコは真夏に行われたのですが、映画のおかげで、なんだか今年はすごくいいクリスマスが迎えられそうな気がして、待ち遠しくなりました」とそれぞれの思いを語っている。
本作は1843年に出版され、映像化や舞台化もされたイギリスの文豪チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」の創作過程と、チャールズが自分の問題と対峙する姿を描いたファンタジー。チャールズにインスピレーションを与えるスクルージ(クリストファー・プラマー)の声は市村正親、チャールズの父(ジョナサン・プライス)役はベテラン声優の江原正士が担当する。(編集部・小松芙未)