草なぎ剛が女好きのダメな父親役『まく子』初映像
直木賞作家・西加奈子の同名小説を映画化し、草なぎ剛が主人公の父親を演じる『まく子』(2019年3月公開)の初映像となる特報が公開された。
本作は小さな温泉街を舞台に、転入してきた美少女コズエの秘密を知ることで成長していく小学5年生の慧(さとし)の葛藤や親子の確執・再生を描くヒューマンドラマ。『真夏の方程式』などの山崎光が慧を演じ、新星・新音(にのん)が映画の重要な鍵を握るコズエ役に抜てき。草なぎは女好きのダメな父親だけど息子の成長を見守りそっと背中を押す光一にふんし、慧の母・明美役を須藤理彩が務めている。
特報は子供と大人の狭間にいる慧を中心に、謎の転入生コズエや慧の父母ら家族の姿が映し出される映像。「大人の男は嫌い。うちの父ちゃんなんて最低だよ」と不快感をあらわにする慧や、煙草を手に笑顔を見せる光一、父子が向き合う姿などが登場し、ひげを生やしてどこかだらしなさが漂う草なぎの父親ぶりも気になる映像となっている。