星野源&森山未來が声優!「聖☆おにいさん」劇場アニメ版を振り返り
中村光の人気漫画を実写ドラマ化する「聖☆おにいさん」が、10月12日からイオンシネマ43劇場と立川シネマシティで2週間の期間限定で上映、10月18日正午から「ピッコマTV」で配信される。ドラマ版の公開を前に、2013年のアニメ映画版『聖☆おにいさん』を改めて振り返る。
累計発行部数1,600万部超えの原作は、下界でのイエスとブッダの共同生活をユーモラスに描いたギャグ漫画。オリジナルTシャツ作りが趣味の倹約家なブッダと、ドラマ感想ブログをせっせと更新する浪費家のイエスという正反対の二人が、東京・立川を舞台にゆる~い日常を繰り広げる。
アニメ映画版の監督を務めたのは、アニメ「THE IDOLM@STER アイドルマスター」などの高雄統子監督。声優には、星野源(ブッダ役)と森山未來(イエス役)という豪華キャストが名を連ねた。星野と森山はドラマ「ウォーターボーイズ」で共演して以来仲が良く、そんな二人の絶妙なコンビネーションはブッダとイエスの軽快な掛け合いにも表れている。
星野、森山ともにアニメ声優初挑戦となった本作。公開当時のイベントでは、高雄監督との話し合いを振り返った森山が「聖人のふわっと浮いた感じを出すために、本職の声優さんではなく、あえて役者を起用したということをお聞きしました」と起用理由を明かしていたが、その言葉通り二人とも経験がないからこそ何色にも染まっていないピュアな魅力を発揮。週末興行動員ランキングで初登場9位にランクインする注目を浴びた。
今回新たに実写ドラマ化される「聖☆おにいさん」では、星野、森山に代わって染谷将太と松山ケンイチがブッダとイエスに。製作総指揮を執る俳優の山田孝之は、そんな二人について「すでに悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス」と絶賛している。監督・脚本を務めるのは「勇者ヨシヒコ」『銀魂』などの福田雄一。劇場アニメ版から5年の時を経て、個性派ぞろいの実写ドラマ版ではどのようなブッダとイエスが見られるのか、期待せざるを得ない。(編集部・吉田唯)