佐野勇斗『T校バスケット部』はイケメンがたくさん!「癒されて」
俳優の佐野勇斗が、11日に都内で行われた映画『走れ!T校バスケット部』のプレミア試写会に登壇。佐野は「イケメンがたくさん来ています。みなさん癒されて帰ってください」と発言すると、志尊淳らキャスト陣から総ツッコミを受けて会場の笑いを誘った。イベントには、早見あかり、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201、椎名桔平、監督の古澤健も登場した。
実話に基づいた松崎洋の小説を実写化した本作は、弱小バスケットボール部の成長を通して、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の思いを描く青春映画。バスケ部の高校生たちを旬な若手イケメン俳優陣が演じており、本格的なバスケシーンも見どころとなっている。主演の志尊をはじめ、出演者がズラリと勢ぞろいする豪華な舞台あいさつとなった。
冒頭、バスケ部の頼れるキャプテン役の佐野が「今日はイケメンがたくさん来ています。みなさん癒されて帰ってください」と客席に向かってスピーチ。ほかのメンバーたちから「自分で言うか?」「あんまり自分で言わないぞ!」とツッコまれる一幕も。佐野が照れ笑いを浮かべると、客席からは大きな笑い声があがっていた。
壇上でも仲の良さを見せたキャストたちは、撮影前から3か月におよぶバスケの練習を行うなどの役づくりに取り組んだ。劇中さながらのチームワークや結束力を求められる現場となったとのことで、志尊が共演者とのコミュニケーションツールとして「人狼ゲーム」を現場やバスケ合宿の際に持ち込んだという。
佐野は「チームの結束を高めるために毎晩やりました」と話すと、志尊も嬉しそうな表情で「歳が離れている方もいらっしゃったので、みんなハマってくれて、すごくよかったと思います」と振り返った。佐藤や鈴木は、人狼ゲームでは志尊がぶっちぎりで強かったと、その腕前を絶賛。しかし、強すぎたためか志尊は「だんだん僕が理論武装していくと『志尊うるさすぎない?』って話になって、最後は審判をやらされていました」と苦笑い。
その志尊は座長として、現場で周囲をまとめるためにいろいろな努力をしていたようで、マネージャー役の早見は「志尊くんが率先して私を仲間に入れてくれたんです。すごくラフな関係で付き合ってくれたりして、ありがたかったです」と感謝の思いをしみじみと口にした。(取材・文:名鹿祥史)
映画『走れ!T校バスケット部』は11月3日より公開