トム・ハンクス新作の撮影現場で死亡事故
トム・ハンクス主演映画の撮影現場で、サウンドミキサー(録音担当者)のジェームズ・エムズウィラーさんが死亡する事故が起きた。USA TODAY などが報じた。
エムズウィラーさんも参加した『アベンジャーズ』フォトギャラリー
トムが子供番組の人気司会者だったフレッド・ロジャースさんにふんする新作の撮影が行われていたのは、米ペンシルベニア州。警察によると、現地時間11日、撮影の合間にバルコニー(2階)に出て休憩を取っていたエムズウィラーさんがそこから転落。病院に搬送されたが、打ちどころが悪く死去したという。体調の急変により、転落してしまったものとみられている。
30年のキャリアを誇るエムズウィラーさんはエミー賞も受賞したことがあるサウンドミキサーで、『アベンジャーズ』や『アウトロー』といった大作映画にも参加してきた。米ソニー・ピクチャーズは「これはひどい悲劇であり、スタジオはこの件を調査中です。われわれの心はジム(ジェームズ)の愛する人々、友人、同僚たちと共にあります」と声明を発表している。(編集部・市川遥)