ジョン・カーペンター『ゼイリブ』続編の可能性を示唆
映画『ハロウィン』『ニューヨーク1997』などを手掛けてきたホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターが、映画『ゼイリブ』の続編の可能性を示唆したことが Den of Geek によって明らかになった。
【写真】61歳で亡くなった『ゼイリブ』主演ロディ・パイパーさん
これは現在、オリジナル『ハロウィン』の続編となる新作『ハロウィン(原題) / Halloween』の宣伝で、ジョン・カーペンターが Den of Geek のインタビューに答えたもので、その際に今でもカルト的に人気を誇る映画『ゼイリブ』の続編についての話に及んだ。するとカーペンターは「実は(続編となる)長編作品があったんだ。その長編のタイトルは、『レジスタンス(原題) / Resistance』で、その脚本は『猿の惑星』シリーズのマット・リーヴス監督が書いたものだが、彼は別の作品に関わってしまった」とコメント。
さらにカーペンター自身が現代版のアプローチで制作しないのかと聞かれると、彼は「う~ん、それはちょっと言えないなぁ。なぜなら君が思うよりも、(続編で描かれる映画の世界観が)現代社会により近い形で描かれる可能性があるかもしれないからだ。続編かも、そのうちわかるよ。だから、みんな待っててくれ」と語った。
1988年に公開されたオリジナル映画は、ロディ・パイパーさん、キース・デヴィッド共演で製作され、そのストーリーは、異星人による姿なき侵略と戦う男を描いたもの。当時、全米で人気だったロディさんを主演に据えたことでも話題になった。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)