風間俊介、人生初の丸刈り姿!浅丘ルリ子がバリカン入れる
巨匠・倉本聰が脚本を手掛けるドラマ「やすらぎの刻~道」に、風間俊介の出演が決定。風間は役づくりのため、人生初の丸刈りに挑戦した。
来年4月よりテレビ朝日開局60周年記念作品として放送される同作は、高視聴率を記録したドラマ「やすらぎの郷」(2017)のその後の物語を描くと共に、主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ「道」が映像化されていく作品。風間は「道」でのちにヒロインの夫となる養蚕農家の四男・根来公平役を務める。
公平は、「道」でストーリーテラーの役割を果たす重要な役どころ。13歳の少年時代(昭和11年)から演じることになった風間は、役づくりのため人生初の丸刈りに挑んだ。「髪を切る前はこの断髪式が自分の中で作品へのスイッチが入るきっかけになるのだろうと思っていました」という風間だが、いざ丸刈り頭になってみると「風間俊介としてすんなりこの髪型を受け入れてしまいました(笑)」と想像よりも違和感はなかった様子だった。
また、断髪式にはかねてより風間と親交のある白川冴子役の浅丘ルリ子がサプライズ登場する一幕も。スタッフの「ベテランのヘアメイクさんをお呼びしました!」という紹介で登場した浅丘の姿を見た風間は、驚きながらも「うれしいです! 僕はルリ子さんに身を委ねます。公平になる準備は整っていますから」と即答した。
そして、浅丘によって刈り上げられた髪を見た風間は、「とにかくルリ子さんにバリカンを入れていただいたこと、これからいろいろな人にアピールしたいと思います。共演者の皆さんにも、“ルリ子カット”だと自慢します!」と感謝しきり。浅丘は「こんなに坊主頭が似合う人はいないわね! もう『かわいい』という感想しかありません」と絶賛しつつ、「誰かの髪を切るなんて、生まれて初めての体験! 最初にバリカンを入れることができて、とてもうれしかったですね」と初体験の感想を語った。
あわせて、公平の晩年を橋爪功が演じることも明らかに。橋爪は「道」パートだけでなく、「やすらぎの郷」のその後を描くブロックでも、新たな入居者で元歌舞伎俳優の水沼六郎役で登場し、晩年の公平役と六郎役の2役を務める。(編集部・吉田唯)