志尊淳&佐野勇斗らイケメン俳優ずらり!観客にサプライズプレゼントも
俳優の志尊淳や佐野勇斗らイケメンキャスト陣が3日、都内で行われた映画『走れ!T校バスケット部』初日舞台あいさつに登壇し、トークやサプライズプレゼントで観客を楽しませた。この日は、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201、古澤健監督も来場した。
松崎洋の人気小説を実写映画化した本作は、主人公の田所陽一(志尊)をはじめとした弱小バスケットボール部のメンバーの成長を通して、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の想いなどを描き出す青春エンターテインメント。
元バスケットボール日本代表の半田圭史から約3か月の特訓を受けて撮影に挑んだ一同は、公開初日に感激の面持ち。志尊は「無事に公開を迎えられて本当にうれしいです」と充実した表情。「みなさんこんにちは!」と呼び掛けた佐野は、イベントでは恒例となったあいさつのコール&レスポンスで「こんにちは!」とファンからレスポンスをもらうとニッコリ。観客との一体感を作り上げ、「1年前に撮影したんですけど、無事完成して、皆さんに届く日が来たと思うとすごくうれしいです」と喜んだ。戸塚は自分の名前を連呼し「今日は名前だけでも覚えて帰ってください」と作品よりも自分をアピールして笑いを誘った。
作品にちなんで男気がある人を選ぶことになると、ほとんどの人が志尊を指さし。その理由として「飯をおごってくれるんですよ」(佐藤)、「練習時間が短いのに一番頑張っている姿に男気を感じました」(鈴木)と紹介されると、志尊は「主役として男気を見せなきゃいけないと自負していたところはあります」と気持ちが伝わっていたことを喜んだ。
さらに西銘は、自身演じる修がゴールを決めるシーンについて、本来は台本になかったものの「コロ(修の愛称)のいいところも撮ってほしい」と古澤監督に直訴してくれたことを挙げ「ありがとうございました!」と感謝。古澤監督は「全然時間がない中、(志尊が)キャスト・スタッフ・エキストラに『頑張りましょう』と声をかけていてゾワッとしました。監督をしていてあんなに嬉しい瞬間はなかった」としみじみと語った。
「同じ高校に通っていたら誰が一番モテる?」という質問が飛ぶと、佐藤は「控えめに言って僕かな」と立候補すると、「劇中、モテたくてバスケットを始める役だったけど、普段モテてるから気持ちを作るの難しくて……」と渋い顔を見せてファンを笑わせていた。
楽しいイベントはついに終わりを迎えるが、志尊は「ちょっと待ったー!」と制すると、初日という特別な回に来場してくれた観客のためにサイン入りボールを投げることを宣言。野球経験者もいるキャストの中には2階席にまで投球するものもいて、ビッグサプライズに会場は大いに沸いた。(取材:錦怜那)
映画『走れ!T校バスケット部』は全国公開中