『ボヘミアン・ラプソディ』クイーン俳優たちが念願の来日!鏡割りでお祝い
伝説的ロックバンド、クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの生きざまを、数々の名曲と共に描く映画『ボヘミアン・ラプソディ』のジャパンプレミアが7日、都内で行われ、来日中のラミ・マレック(フレディ役)、グウィリム・リー(ブライアン・メイ役)、ジョー・マッゼロ(ジョン・ディーコン役)ら主要キャストが出席した。
三人はこの日、映画のイメージに合わせたレッドならぬ“パープルカーペット”を闊歩。舞台あいさつに立ったフレディ役のレミは「コンバンワ!」と威勢よく日本語であいさつ。「今夜ここに来られてワクワクしています。日本は最初にクイーンを愛してくれた場所だと聞いています。クイーンも、日本文化を愛していました。クイーンが最初に日本に来た時はビートルズの来日のようだったとも聞いています」と述べ、「いつか日本に来て皆さんとこの映画を祝うことができたらと思っていたんです。ファンの皆さんとこの映画を分かちあえたことが嬉しいです」としみじみ語った。
またリムも「何年もの間、日本に来るのは僕の夢でした。いつか、旅行で来ることになると思っていたのに……」と客席を見回してコメント。マッゼロも「この作品の撮影初日から、宣伝で日本に行けたらいいねとみんなで話していたんです。それが叶いました。夢のなかを生きているようです」と笑顔。3人それぞれが、感慨深げな表情を浮かべていた。
劇中、フレディを見事に演じきったラミは「ロジャー・テイラー、ブライアン・メイがキャスティングの最終決定権を持っていて、僕をフレディとして迎え入れてくれました。そして嬉しいことに現在、ブライアンとロジャーは、僕の大切な友人でもあります。彼らはフレディにまつわる美しい物語をたくさん聞かせてくれました」と述懐。「僕らがやろうとしたのはフレディのストーリー。クイーンのレガシーに、こうして貢献できたことをとても嬉しく思います」と発言。最後は3人仲良くハッピを着て、鏡割りにも挑戦し、客席のクイーンファンたちの大声援を浴びていた。
この日のイベントには、クイーン好きで知られるミュージシャンのROLLYやダイヤモンド☆ユカイ、お笑い芸人のひょっこりはん、モデルの菊川リサ、松山亜耶、タレントの平松可奈子、ミスFLASH2018の保崎麗、クイーンのモノマネをする芸人のスベリー・マーキュリー、リップシンクパフォーマーのフレディが登場。イベントに華を添えた。ロジャー・テイラー役のベン・ハーディは悪天候や、新作撮影の関係から来日できず欠席となった。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は11月9日より全国公開