パディントン第3弾が進行中! 監督は変更か
映画『パディントン』シリーズの第3弾が進行中であることを、シリーズのプロデューサー、デヴィッド・ハイマンが Collider で明かした。しかし、これまでの2作を手掛けたポール・キング監督はメガホンを取らない方向のようだ。
世界で愛される児童文学「くまのパディントン」を実写化した同作。シリーズを手掛けるハイマンは、同サイトに「ポール・キングは第3弾で監督しないと思う。彼とわたしは別のプロジェクトを一緒にやっているところなんだ」と明かした上で、「まだ脚本は出来ていないけれど、トリートメント(物語の概要)に取り掛かっているところだよ」と第3弾の製作を進めていることを認めた。
キング監督は『パディントン』シリーズの成功によってここのところ引く手あまたで、ディズニーが進めている実写版『ピノキオ』と、ワーナー・ブラザースが児童小説「チャーリーとチョコレート工場」を再び映画化する『ウィリー・ウォンカ(原題) / Willy Wonka』という2本のビッグプロジェクトでメガホンを取る予定。『ウィリー・ウォンカ(原題)』ではハイマンと再タッグを組む。
しかし、ハイマンによるとキング監督はメガホンを取らない予定であるものの、製作に携わっているといい、「ポール(・キング監督)は大きな存在だから、第3弾にも関わってほしいと思っている。彼と(脚本家の)サイモン・ファーナビー、マーク・バートンがアイデアを練って、脚本ができたらポールが少し手を加えることになるだろう」とのこと。
ただし、第3弾が実現するかは前2作のクオリティーと同様のレベルにできることが条件のようで、「ぜひやりたいと思っている。とても楽しいアイデアだしね。でも、まだわからない。良いものになると思えなければ、やりたくないから」とハイマンは付け加えている。(編集部・中山雄一朗)